ご存知の方も多いかと思いますがイタリアの首都ローマの中に
”バチカン市国”という国があります。 人口わずかに792人、面積0.44km2(日本の皇居は1.15km2) という本当に小さな国ですが、ローマ法王のお膝元、ということで キリスト教徒にとってはとても重要な国らしいのです。 とくに塀で囲われたりもせず、、ローマ市内から簡単に地下鉄で繋がっていました。 ローマと言う街自体もとても歴史の濃厚な街で ”全ての道はローマに通ず”という言葉がある通り 一時期には世界の中心になっていた街です。 まちの至る所に歴史的な見所がごろごろ点在していました。 映画でも有名になったトレビの泉やスペイン階段(ローマの休日)もここにあります。 そんなローマの中心にあるバチカン市国、そしてその中にバチカン美術館があるのです。 そういったお国柄なので、もちろん展示されている絵画類も宗教絵画がほとんどでした。 レオナルド・ダ・ビンチやラファエロなどで有名で、僕もそれ以上何も知らないけれど ヨーロッパの美術館はどこに行ってもとにかくこの宗教絵画が多くて食傷気味になりました。 やたらと誇張されたまっちょな肉体を何百枚も朝から見た日には正直食欲がなくなってしまいます。 なんとなく”ジョジョの奇妙な冒険”のカラーページを思い出していました。 それでもやっぱりこういった天井画には圧倒されました。 描いた物を貼付けた物ではなく、実際に天井に直接描いたのだから驚きですね。 奈良の大仏なんかもそうですが(たとえが変かな) こういったものもやっぱり自分の眼で見るにこしたことはないですね。 #
by yosuketnk
| 2005-02-19 21:26
| ヨーロッパ
今更ながらですが、便利な物を見つけたので載せてみます。
この旅でぼくが通った道のりを簡単に赤線で結んでみた。 本当はもっと小刻みに動いているのだが やはりそこまでは書ききれないのですごく大雑把だ。 こうして見るとかなり行ったり来たりと無駄な動きが多い。 ビザの関係やアジアではミャンマー以外は陸路で、ということに 意味もなくこだわっていたからだ。 こうやって見てみるとこれ以外の旅も含めて僕は多くの国を旅したのだが それらの国の何を知っているんだろう? 限られた場所に限られた時間だけ留まり 限られた風景を見、限られた食事をいただいた。 ただ、ここで言えるのはぼくはその時確実にそこに存在し 自分の体で、五感で感じ経験した、ということ。 「だからどうした?」 いや、それでいいのではないか。 僕が過ごせる時間も食べられる食事の量も 吸い込める空気の量も睡眠時間もなにもかも、あれもこれも 全ては限られている。 だから楽しいと感じることができる。 限りなく人生がリセットできたなら おそらく人は学習しなくなる。 #
by yosuketnk
| 2005-02-12 21:22
| アジア
ベルリンです。
もうえらく昔のことのように感じてしまうけど ドイツは東と西に別れていました。 この写真がその証明なのですが。。。 この二つの信号を挟んだ道の前後で東西ドイツの境界があったのです。 信号機自体もそのままで、よく見るとそのデザイン自体が違ってました。 意外でしたが旧東ドイツ側の方がずんぐりとした三頭身くらいのかわいらしいデザインでした。 あれだけニュースになったベルリンの壁も近くで見るとただの壁でした。 親戚や家族が誰かが決めた政治的な理由で分断されていたのです。 いつの日が北朝鮮と韓国も統一され 少しでも平和に過ごせる人が多くいる世の中になることを願ってやみません。 #
by yosuketnk
| 2005-01-22 23:21
| ヨーロッパ
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